最適な睡眠時間のメリット

何時間眠れば一番健康によいのか、ということは、睡眠の作用を考えることに繋がっていきます。私たち人間にとっての睡眠の役割は、発達した大脳を休めることにあります。人間の大脳の中でも、認知機能を司る前頭葉(ぜんとうよう)や、感覚の処理や運動をつかさどる頭頂葉は、人間に近いゴリラと比較しても非常に発達したものです。人間にとって、この発達した大脳を休ませ、脳と身体の疲れをとり、心身の機能を回復させるのが睡眠です。

ストレスを思っている場合は、脳がつかれている状態であるとも言えます。「嫌なことも寝たら忘れた」と言う人がいるように、睡眠を取ることで、疲れた脳を休ませることができるため、睡眠は非常に効果的なストレス解消法です。睡眠が慢性的に不足すると、ストレスが徐々にたまり、うつ病をはじめとする精神疾病や、不眠症などの睡眠障害を発症することにもつながります。

生活習慣病は、勿論生活の習慣で起こす病気です。睡眠もまた、これらの生活習慣とは深く関係しています。たとえば睡眠不足だと日中眠くなり、活発に活動できず、本来身体活動で使うはずだったエネルギーが余って肥満を招きます。またお酒やお茶には利尿作用があり、寝る間際に飲むと途中で起きることが多くなり、睡眠不足に。今現在、生活習慣病と診断されていない人も、このような生活習慣があれば将来生活習慣病にも睡眠障害にもなる確率が高くなるのでご注意ください