睡眠薬の使用について

睡眠薬はいわゆる不眠症がある時に、不眠の症状を改善するために服用する薬です。眠気をもたらすお薬ということですが、睡眠薬とはいっても実は様々なお薬があります。睡眠薬の過量使用は死ぬことに至る可能性があると報告されています。しかし、睡眠薬の正しい服用量と服用方法を守れば、そんなに怖くないと報告されてきました。医学の発展に従って効果がよくて副作用が小さい睡眠薬の開発が期待できます。

睡眠薬の正確な使用について、(1)お酒と一緒に睡眠薬を服用すると、アルコールとお薬の両方の効果が強まりますので、絶対に避けてください。(2)自然な睡眠のリズムに沿って、適切な時刻に服用してください。(3)空腹時はお薬の吸収が悪くなるので、夕飯は普通に食べてください。(4)他の病気で別のお薬を飲んでいる時は、必ず主治医に伝えてください。(5)医師と相談し、睡眠薬服用後は早く床に入ってください。お薬は服用後15〜60分で効果が出始めます。自分の判断で睡眠薬を調節すると効果が得られないことがありますので、医師の指示を守りましょう。また、法律によって禁止されていますので、睡眠薬は他人にあげたりしないでください。

また、睡眠薬の服用時には、他の薬との飲み合わせも気にしなくてはいけないのです。アトピーや花粉症などの薬として用いられる抗ヒスタミン剤を睡眠薬と一緒に飲んでしまえば、効果が強くなりすぎ副作用が現れることがあるのです。グレープフルーツも睡眠薬の効果を強くする働きがあるので、グレープフルーツ自体やこれを使ったジュースや食べ物なども、控えておきましょう。睡眠薬の処方を医師からしてもらうときに、必ず自分が服用している薬の名前と種類を伝えておくようにしておきましょうね。

睡眠薬を大量に飲むことは自殺をはかろうとしたり悪用されるようなイメージがあるかもしれません。あらかじめお伝えしておきますが、睡眠薬を大量に飲んだからといって死ぬことは難しいと言われています。楽にもなれず良いことはないので、決して大量に飲んだりすることはしないようにしてください。睡眠薬には脳を抑制させるはたらきがあるので、大量に飲めば、原理的には呼吸停止に至って死ぬ可能性はあるようです。しかし、この大量というのは、数千錠とか数万錠とか、大量な服用であり、人間がそんな量の錠剤を飲むのは現実的に困難というレベルです。